皆さんは買ってるワンちゃんの避妊手術で悩んでいませんか？
私は凄く迷いました。
悩んで悩んでたくさん色々な情報を調べて。。。
それでも結論がなかなか出なくて。。
私のように悩んで頭が痛くなってる人！
そんな方のために少しでも私の体験が参考になればと思います。
犬の避妊手術後に感じたこと
うちの愛犬もーさんは生後2か月で我が家にやって来ました。
女の子を飼ったのは初めてだったので、生理（ヒート）のことも何も知りませんでした。
昔飼っていたワンコは男の子だったのと、お見合いもしたので去勢手術もしたことがなく。。
ぼんやりと避妊手術のことは頭にありました。
6か月頃にしてる話もよく聞いていました。
ですが、とてもじゃないですがこんな小さな体に麻酔をして手術をするとか怖すぎです。
病院でもちょうど相談をしてるところでした。
するならばヒートが始まる前、早いほうがいいと。
・その後約６～10か月の周期をもってこれを繰り返す（発情周期）
・だいたい２～3週間続き、陰部からの出血、陰部の腫脹がみられる
・発情期が終わると約2か月の「発情後期」という期間がくる
・発情期に妊娠しなくても、妊娠期間と同じだけ（約2か月）黄体ホルモンが分泌され続けるつまり発情後期の間、妊娠するしないに関わらず妊娠期のようなホルモンバランスとなる
けれど何か悶々とした思いがあり、すぐに実行に移す気になれずにいました。
そんな時です。
9か月目に入ったある日の朝。
突然黄色い泡を少しだけ嘔吐しました。
そして薄いピンクの出血が！！
決断を迫られる
「あああああ～～とうとう来てしまった」（涙）
自分の決断の無さに呆れるやら、情けないやら。
早くしないと意味がなくなる。。。
それとももうこのまま自然体でいるか。。。
病気ではない体にメスを入れて子宮と卵巣を取り出す、という事にどうしても抵抗があったのです。
ヒートが来てもますますどうしようか悩みました。
けれどもう2度目のヒートが来てからになると、病気発症を減らせるリスクが下がっていきます。
家族とも話し合いをしました。
私以外は「やったほうがいい」
うん、そうだよね。。。わかってはいるけど不安のほうが大きいのです。。。
ネットやYouTube、本、色々見ました。
ドッグランで知り合った方で、避妊手術したのに妊娠した！なんて信じられない話を聞いたり。。
海外では当たり前にする国、しない国。
避妊手術賛成派、反対派、色々見たり聞いたりしても意見が交わることはありません。
もう飼い主の判断以外ないのです。
初めてのヒート
初めてヒートになってからの様子をお伝えしますね。
・乳首がいつもより赤く大きい
・陰部もかなり大きくなってる（これにはかなりビックリ）
・常に陰部をなめている
・おとなしくなる（ひっそり隠れるように隅にいる）
・マウンティングをするようになる
なんか別の犬になったようにおとなしくなりました。
血もだんだん赤くなってきて、ポタポタ落として回るのでオムツを買いました。
オムツにおしっこをしてくれるのかわからなかったので、タイミングを見ながら外してあげていました。
約2週間そんな状態が続き、出血が止まりました。
初ヒート後の様子
そして、ここからが大変でした。
とにかくマウンティングが酷い！！！
娘の足を捕まえては腰を振り、ぬいぐるみに抱き着いては腰を振ります。
ダンサー並みに激しい(ーー;) ギャァ～～
なんかメスでもマウンティングする子はいるようです。
早く決めなきゃ。。。
避妊手術の何が不安なのかを自分なりに考えてみる
どうしてこんなに不安なのか・・・
何もない体から臓器を取り出す。。それはやっぱり抵抗あります。
特に同じ女子（いちおう）なので、子供が産めなくなるということに抵抗があるのかもしれません。
けれど出産もリスクがあるので、お見合いをさせるという選択肢も今のところ無いのも事実。
将来なるかどうかもわからない病気のために臓器を取り出すというのも本当に考えてしまう。。
とにかく色々と不安な原因はあります。
けれど、初めてヒートが来て思いました。
「これは可哀そうだな。。。。。。」
年に２～３回ぐらいだとしても、この状態が毎度続くかと思うと考えてしまいました。
・常に陰部をなめる。それもかなり大きくなる
・乳首も赤く大きくなって乳腺から白い液が分泌される事がある
・ヒートが終わってしばらく発情期が続くので、マウンティングが凄い
・ドッグランに行けない
・散歩中も発情期は要注意
（フェロモン（匂い？）が出るらしく犬が寄りやすくなる）
これはワンちゃんも飼い主も大変です。
子供を作る予定があるなら全然いいと思います。
けれどその予定がないのに毎度発情期が来るのは可哀そうに思いました。
避妊手術。。不安だった原因のひとつ
実は手術に不安を感じていたのは、かかりつけの病院にも原因があったんです。
買うときからペット保険に入っていました。
その保険が使えるという条件を踏まえて病院を選んでいたんです。
もちろん納得できる病院を選んだつもりです。
運よく口コミもよく、先生も優しい素敵な病院とご縁がありました。
ただ病院自体新しいのですが、先生はひとりだけ。
看護師さんもとっても若い。
学校出てすぐくらいの女の子が２人ほどいるだけでした。
避妊手術の相談をした時も、するありきで、デメリットの話は無し。
『手術となるとここで大丈夫なんだろうか・・・』
病院を改めて探してみる
そこで改めて病院を見直してみることにしました。
何かあってから後悔したくないですから。
近くの病院のHPを検索。
そしたら以前飼っていたワンコがお世話になっていた病院を思い出したんです。
その頃はまだ病院も小さく、でもいつも患者さんがいっぱいだった事。
先生もとても真面目でしっかり見てくれていたことなど色々思い出しました。
先生もまだ現役でされているようで一安心。
そして先生の息子さんも加わっており、一層パワーアップしてる印象。
病院も建て直しされていて、とても立派になっていました。
その他に女性の先生もいて、看護師さんも数名いっしょにＨＰに載っています。
避妊手術のメリットデメリットもしっかり書いてあり、手術室の写真などもありました。
「ここだ！ここなら安心してお任せできるかも」
そう思い立って、次の日に早速病院に行きました。
しっかりした説明
病院では普段食べてるもの、生活習慣、ワクチン接種の時期など。。。
とにかく細かくもーさんの事を聞かれました。
～避妊手術のメリットデメリット～
メリット
卵巣と子宮を摘出するので、物理的に卵巣・子宮の病気が起きりにくくなる
特に子宮蓄膿症を予防できるメリットはとても大きい
また乳腺炎や乳腺腫瘍の予防効果も認められている
デメリット
本当に稀だけど、やっぱり全身麻酔で亡くなる事があるということ。でもとても少ない確率
気道閉塞を起こす子がまれにいる
太ることがあると言われるが、食事と運動をきちんと管理すれば問題は無い
きちんと納得いくまで説明して下さいました。
手術はたくさんしてきているので、技術面の心配はしなくても大丈夫と自信をもって言われたのは特にホッとしましたね。
またしっかり考えてからいらっしゃいと言われましたが、これ以上考えても答えが出ないのはわかっていました。
そして今の説明で納得できたことを伝えました。
私の希望でそのまま検査をしてもらうことに。
レントゲンを撮って、臓器の大きさや、気道が細すぎないこと。
これなら手術しても問題ないよという事を詳しく説明されました。
ミックス犬は普通の犬より問題があることがまれにあるみたいです。
何より私がホッとしたのは、病院の設備や、看護師さん達の様子です。
先生陣と看護師さんの連携がしっかりしてるように思いました。
「ここなら大丈夫！」
そう確信したので、その日に手術の日取りも決めて帰りました。
術後の用意
傷を舐めるとバイ菌が入ったり、治りが遅くなったりします。
舐めないようにカラーを付けられることもあるようです。
どちらにしても快適に過ごせるようにしてあげたい！
そこで術後服というものがあると知り、購入することに。
楽天 full of vigor HPより引用
背中側がビニールテープになっています。
排泄も邪魔せず穴が開いてるので快適です。
エリザベスカラーは犬にとってもストレスが大きいと思います。
でもワンちゃんは傷口を必ず舐めます。
傷口が開いてバイ菌が入らないようにする為には絶対に必要です。
この服なら普段と変わらない生活を送れそうなので、そこまでストレスを感じずに済んじゃいそう！！
サイズも細かくあるのでよく確認です。
お店がとても親切なので、メールや電話で問い合わせするとサイズの相談に乗ってくれます。
これで術後の用意もバッチリです。
みなさんは愛犬と一緒に車でお出かけしますか？ ワンちゃんによっては怖がって大人しくなる子もいれば、逆に騒いで落ち着きがなくなる子もいると思います。 安全に楽しくドライブするためにしっかり用意してあげたいですよね。 何かあっ[…]
避妊手術当日
前日の９時以降は水以外控えて、当日の朝からは水も控えて病院へ。
土曜日だったので、家族みんなで送りました。
何も知らずに車に乗ってるのが可哀そうでした(/ω＼)
これからどんな不安な気持ちになるんだろうとこちらがドキドキです。
でも先生方を信頼して、全てお任せする気持ちで預けて帰ってきました。
「頑張れ！！！もーさん！！！」
病院からの電話
午後３時過ぎに病院から電話が入りました。
今目が覚めて、キョロキョロする元気も出てきましたよ！
手術は何も問題なく終了したので心配しないで！
と言われて涙が出そうなぐらい嬉しかったのを覚えています。
今日は病院にお泊りです。
ご飯もまだ食べられないので辛いだろうなーとか色々思いましたが、とにかく無事に終わったことでホッとしました。
明日のお迎えが待ち遠しくて仕方なかったですねー。
子供も早く会いたくて仕方なかったようでした。
もーさんおかえり
次の日午前中にお迎えに行きました。
ドキドキです。
とにかく早くうちに連れて帰りたい。それだけでした。
布をぐるぐる巻きにされて帰ってきました。
頑張ったね！！！（涙）怖い思いさせてゴメン！！
せっかく用意していた術後服でしたが、使うことなく終わりました（笑）
けれど無駄ではありません。今後何かある時に必ず役に立つと思います。
まさか包帯ぐるぐるで帰ってくるとは！！
抜糸までは絶対に取れないようにしないといけません。
真夏じゃなくて良かった。。。
美味しそうにご飯食べてます
心配した排泄も無事にいつも通りに戻りました
１週間後の抜糸
特に体調も問題なく時間は過ぎていきました。
この哀愁漂う後ろ姿ともお別れです(*´з`)
１週間後、抜糸の為に病院へ。
糸をチョンチョンと切って全て終了です。
包帯もやっと取れてもーさんも嬉しそう！
避妊手術後の変化
実はこれが一番ビックリしたのですが。。。
手術が終わってからウサギのぬいぐるみを大事にどこにでも持ち歩くようになったんです。
テーブルの下だったり、自分の小屋だったり。
そして乳腺から液が分泌されることが。。
実は写真を見て気づいたのですが、術後すぐからだったのかも？？
これはもしかして偽妊娠？？？
子宮無くなったのに？？
そしてまだ陰部も大きいし乳首も大きい気がします。
なんだか見ていて切なくなりました。
先生に聞いてみたのですが、ホルモンの影響だから時期治りますとの事。
人間の身体も不思議ですが、犬の体も神秘的ですね～
傷跡もほぼわかりません。
（真ん中の線が濃いところ）
まとめ
たった一日ですが、一緒にいない時間が凄く長く感じました。
手術をした理由。。。
とにかくストレスのない生活。
そして防げる病気は予防して長生きし欲しい。。ただそれだけです。
凄く長い時間悩みましたが、私は結果的に避妊手術をして良かったと思いました。
もしもせずに将来病気になった時、きっと後悔するでしょう。
そして長い時間一緒に過ごす間、快適に過ごさせることが出来ます。
手術後ドッグランで思いっきり走るもーさん
躍動感！！！(笑）
私も女子なので生理の辛さは痛いほどわかります。
犬は年に２～３回ぐらいとはいえ、発情期を含めたら長い時間色々と気にすることが出てきます。
そして犬のヒートは人間と違い一生続きます。
とても迷ったけど、今は避妊手術をして本当に良かった！！
そう思います。
考え方はそれぞれなので強要するものではありません。
迷っている方の参考になればと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
今回は「人も食べられるドッグフード」がコンセプトのごはん！ 『金の旨味』 『犬の雑穀ごはん』 実際に私も愛犬もーさんと一緒に食べてみましたよ～！ きっと参考になると思いますので、ドッグフード選びに悩まれている方はぜひ[…]