わんこ道ブログへようこそ!今日はベッド解体のお話です。
知り合いに部屋の片づけを頼まれていて、その中に不要なベッドがありました。
キングサイズの大きなベッドです。
最初はリサイクルショップに売却出来ればと思っていました。
見積もりに来てもらったのですが、引き取りは出来ないと断られました。
その後有料で引き取ってもらった場合を聞いたら2万ほどかかるという事だったので、自分でどうにかすることにしました。
ドライバーでネジを外す
とにかく大きいのでまずはマットレスは横に置いておいて、木枠から片づける事に!
まず初めに引き出しなど外せるものを先に外します。
その後ドライバーを使って外せる部分のネジを全て外していきます。
私がいつも使っているのはコードレスの電動ドライバーです。
コードレスだと作業場所を選びません。
サクサクと外していけるのでとても便利!
手動でもいいとは思いますが、ここで体力を使うと後がきついです(汗)
釘がないところもあったりするのですが、とりあえずバラバラにしていきます。
釘を打たずにはめ込み式になってる部分などはゴムのハンマーを使って外しました。
このゴムって何気ないようですが、音も響きにくいし、手の負担も少なくて済みます。
木枠を分解して小さくしていく
木枠をある程度分けたら今度はその木枠を燃えるゴミ袋に入る大きさまでレシプロソー(電動のこぎり)で小さく切っていきます。
かなり木くずが出るので外での作業がいいですね。
このレシプロソーはホームセンターで購入したのですが、とにかく軽くて使いやすいです。
これは作業をすると分かるのですが、道具が重すぎるとどんなにいい物だとしても疲れて効率が悪いです。
刃の付け替えなども簡単にできてお値段もリーズナブル。
充電式のコードレスなので初めての方や力に自信のない人にもオススメです。
本体と充電器は別売りになっているので、不具合が起きたときにもそれぞれで買いなおすことも出来ます。
ただし今回はキングサイズということで量が結構あり疲れました。
けれどなんでも勉強です。あと余談ですが必ず手袋を付けて作業して下さいね。
できれば目を保護するメガネもあったらいいと思います。
100円ショップなどにもあると思います。
ゴミの分別
全部の木枠を燃えるゴミ袋にいれていきます。
いっぺんに出すのは大変なので少しずつゴミの日に出します。
大量の釘やその他燃えるゴミで出せないような部品は埋め立てゴミへ。
(ゴミに関する事は自治体によって異なるのでしっかり調べてから出すようにしましょう)
大きな木枠がなくなっただけでも部屋がスッキリしたのですが、問題はマットレスです。
キングサイズなのでシングルサイズのマットレスが2つもあります。
マットレスを分解していく
まずマットの側面をカッターもしくはハサミでぐるっと切り込みを入れて周りの生地を外していきます。
その生地も小さく切り刻んで燃えるゴミで出します。
そこまではいいんです。それからがちょっと大変(汗)
中に入っているコイルが凄かったんです!
こればかりは分解してみないとわからない事なんですよね…
ニトリで購入されたものだったらしいのですが、こんなにぎっしり。
それもすごい数のコイルが!

まじめに数えてはいないのですが、たぶんひとつのマットレスにコイル500個はあったと思います。
さすがお値段以上ニトリさんです。
コイルを包んでいる薄い紙が全部きれいにつながっています。
まずそれを先にハサミで切ってバラバラにしてからコイルを取り出す作業になります。
ハサミの使い過ぎで手がおかしくなってくるのがわかります。
狭いところで作業する場合は必ずマスクをつけてくださいね。
(目に見えないようなふわふわしたゴミが飛びます)
地道にひとつずつ取り出していけばゴール目前です。

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マットレスの枠を細かく切断する
次はコイルの周りの鉄の枠を細かく切断します。
この時に迷ったのが切断する時に使うボルトクリッパーです。
大きすぎても使いこなせるだろうか?
でも小さいのを購入して切断できなかったら...
結局沢山の口コミを参考にしてAmazonのサイトから購入しました。
毎度の事ながら口コミが沢山あるのは本当に助かります。
届いてみて「デカッ!」と思いましたが、切断してみると結構力がいります。
もしもこれより小さいものだったら切断出来なかったかもしれません。
力のある方なら簡単にできるのかもしれません。
私の場合は体重をかけてえいっと踏み込む感じで何とか大枠を切り離すことが出来ました。
そうしたら埋め立てゴミの袋に入る長さに合わせて細かく切断です。
慣れてくると上手になってきます。
全部の作業が終わり部屋がガランとなった時の達成感すごいですよー(笑)
自分でやってみる
とうとうキングサイズのベッドをひとりで完璧に処分することが出来ました。
やり方さえわかれば体力に自信のない方でもひとりで出来ます。
またお金をかけずに処分することも可能です。
大きなマットレスを車に積むことだけでも大変です。
もしお金をかけたくなくて時間と体力があるならば自分でやってみる事をオススメします。
必ず出来ますよ!

まとめ
ひとりでもお金をかけずに「燃えるゴミ」と「埋め立てゴミ」に出す事が出来ました。
今は好きなモノを簡単に買える時代ですが、処分する時の事まではあまり考えません。
今後はそういう事も考えなければいけない時代になってきそうですね。
とにかく無事にキングサイズベッドを処分出来て嬉しいです。
これをきっかけにDIYもますます楽しく取り組めそうです。
良かったら参考にしてみて下さい。
最後までお読みいただきありがとうございました。