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『素敵な犬のお仕事』 ~厳選8種~ 愛玩動物飼養管理士2級の私が選んでみました

私たちの生活にとって、なくてはならない存在のワンコ達がいることはご存じでしょうか?

何となくは知っているけれど、どんなお仕事してるのかな?
あまり見かけたことがないからよくわからない…

私も働く犬たちのことをあまり詳しくは知りませんでした。
そこでこの記事ではしっかりと「働く犬」について徹底調査してみました。

警察犬や盲導犬など、普段から私たちのためにお仕事をしてくれている犬たちをわかりやすくご紹介します。
今回は主に「8種の職業」について詳しく解説!

とっても気になる!

  • 警察犬
  • 災害救助犬
  • 麻薬探知犬
  • がん探知犬
  • 盲導犬
  • 聴導犬
  • 介助犬
  • 介在教育犬


高い能力を発揮してくれるワンコ達がめちゃくちゃカッコいいです!

ぜひ最後までお付き合いください。

・とにかく犬が大好き
・愛玩動物飼養管理士2級、ペットシッター士保有

・愛犬もーさんとペットOK飲食店のライターとしても活動中
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【働く犬について知りたい】犬のお仕事「8種の職業」



普段からよく知られている職業から、あまり知られていないものまで犬の職業には様々なものがあります。
その中でも特に気になった「8種の職業」について調べてみました。
テレビなどでも話題になることもありますが、目にするたびに頭が下がります。

以下順番に見ていきましょう。

働く犬その①警察犬

警察の捜査活動に協力してくれる警察犬。 犬の五感で最も優れていると言われている「嗅覚」ですが、その嗅覚を使ってプロフェッショナルなお仕事をします。

主な活動

「足跡追及」・・・人の残したニオイを追って、遺留品や行方不明者を探し出す
「臭気選別」・・・現場に残された遺留物のニオイをもとに、容疑者選別をする
「捜索」・・・・・一定の地域内で行方不明者などを探す
 
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警察犬になれる犬種<7種>

  1. エアデール・テリア
  2. ボクサー
  3. コリー
  4. ドーベルマン
  5. ゴールデン・リトリーバー
  6. ラブラドール・リトリーバー
  7. ドイツ・シェパード

参考:警察犬指定犬種(種類)の紹介

嘱託警察犬<一般の犬でもなれる>

一般の飼い主が飼育している犬でも、毎年各都道府県で行われる審査会に合格すると「嘱託警察犬」になれます。
チワワやトイプードル、柴犬など色々な犬種の嘱託警察犬が誕生しています。

ワンチャンなれるかも!!
 

日本国内で起きた犯罪で、その捜査活動などに警察犬が活躍している場面は、新聞やテレビなどでも報道され、よく知られていると思います。 これらの警察犬は、各都道府県警察が飼育管理し訓練をしている犬と、一般の人が飼育管理し訓練をしている犬とがいます。 前者を直轄警察犬と言い、後者を嘱託警察犬と言います。 嘱託警察犬は、各道府県警察が毎年、審査会を行い、嘱託する警察犬を選考し指定をしています。引用:日本警察犬協会HP 嘱託警察犬の制度

働く犬その②災害救助犬

地震や台風、土砂崩れなどで倒壊した家屋や土砂の中から生存者を捜索する災害救助犬。
犬は長時間の集中力が続きにくいので、短時間集中型の訓練を毎日行います。
災害現場を想定した実戦捜索訓練を数多く経験した犬たちは、世界トップレベルの災害救助犬になります。

訓練方法 クリープ・・・「ふせ」の状態のまま前進。人間でいえば「ほふく前進」のような形。ガレキとガレキの間の隙間に入り、捜索するために必要な訓練。 障害物・・・災害時には様々な障害が考えられるため、日頃から階段、スロープ、シーソーなどを使い不安定な場所に慣れ、恐怖心を取り除く訓練。 遠隔操作・・・「前へ」の指示で前進。離れた場所からの指示に従わせる高度な服従訓練。 ガレキ捜索・・・実際に倒壊したビルなどを想定し、足場の悪い中で嗅覚を頼りに、現場と同じ状況での捜索訓練。 土砂捜索・・・土砂くずれや土石流災害を想定した捜索訓練。 水難捜索・・・落水者や溺れている人を救助するため、浮き輪などを要救助者のもとへ運び、安全な場所まで引っ張ってくる等の訓練。 雪難捜索・・・雪崩や雪山での行方不明者を捜索する訓練。 ホイスト・・・ヘリコプターからの降下を想定した訓練。車で入れない所への出動やヘリコプターでの緊急出動時に必要となる。 参考:日本レスキュー協会HP

働く犬その③麻薬探知犬

麻薬を感知するように訓練された犬です。
日本では主に空港の税関や港、国際郵便局など様々な場所で活動しています。
導入以降は、大量の覚醒剤や大麻等の不正薬物の摘発に貢献しています。
麻薬探知犬になるためには、約4ヶ月の厳しい訓練を受けた後、認定試験に合格しないといけません。  基本訓練・・・持来(じらい) ダミーを見つけて持ってくる 応用訓練・・・壁面操作 壁の隙間に隠された麻薬を探しだす 熟達訓練・・・貨物操作 輸入貨物を対象に実地訓練をする

麻薬探知犬の種類(主に2種類)

・ジャーマン・シェパード ・ラブラドール・リトリバー 参考:税関HP

麻薬は体に影響ないのかな?

それは大丈夫らしいよ!
麻薬を見つけると、その場に座って教えてくれます。

働く犬その④ガン探知犬

嗅覚でガンを発見してくれる犬です。
痛い検査などしなくても、嗅覚の優れた犬が教えてくれるなんて素晴らしいお仕事をしているワンコ達を尊敬してしまいます。
「ガン探知犬」育成プロジェクトは、イギリス、アメリカをはじめ世界中で取り組まれています。

がん探知犬は、人間の100万〜1億倍以上の嗅覚を持つといわれている犬の中でも特に嗅覚と集中力に優れています。
さらに特殊なトレーニングによって、人の呼気に含まれるがん特有のにおいを察知することができるようになります。

クサイにおい得意です♪


 
そういう事じゃないけどね。。

現在は日本でもインターネットでの簡単な申し込みで、ガン検査を受ける事ができます。
これまで色々な理由で検査を敬遠されてきた方も、簡単にがんの有無を知ることができるようになりました。

訓練を受けた「ガン探知犬」による判定確率は約90%です。
肺がん、食道がん、胃がん、大腸がん、肝がん、胆管がん、膵臓がん、腎がん、膀胱がん、前立腺がん、乳がん、子宮がん、卵巣がん、悪性リンパ腫、白血病などのがんが探知されます。

 

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働く犬その⑤盲導犬

視覚障碍者の歩行を補助しながら、目的地まで安全に誘導してくれる犬です。
アイメイトとも呼ばれます。

盲導犬は障害物を避けるだけでなく、段差や角も教えてくれます。
盲導犬は、目の見えない人・見えにくい人と一緒に電車やバスに乗ったり、お店にも入ることが許されています。
道路交通法や身体障害者補助犬法という法律でもきちんと認められていることです。

盲導犬の主な仕事

3つの基本的な仕事
(1)角を教える
(2)段差を教える
(3)障害物を教える
この3つの基本的な仕事により、盲導犬の歩行が成り立っています。
さらに、近くの目標物まで誘導することもあります。

盲導犬との歩行について、ある盲導犬ユーザーは、こう表現しています。 「目的地につくまでの苦労を半分、目的地についた時の喜びを2倍にしてくれるのが盲導犬です」と。 引用:日本盲導犬協会HPより
外出の際には、盲導犬とわかるようにハーネスの装着が義務付けられています。
盲導犬は10歳前後で盲導犬ユーザーと別れて引退します。
ハーネスをはずす日です。
少し早めに引退して、引退犬飼育ボランティアの家で家族の一員として新しい生活を楽しみながらのんびり余生を過ごします。
本当にお疲れ様!
盲導犬ユーザーは、引退犬飼育ボランティアに引退犬の様子を聞いたりできます。
次の盲導犬と一緒に会いに行くこともあるようです。
盲導犬への感謝の気持ちは永遠に続きます。

働く犬その⑥聴導犬

聴覚障碍者に必要な音声情報を教えてくれる犬です。

聴導犬の主な仕事

携帯の着信音を知らせる ノックの音を知らせる 玄関のチャイムの音を知らせる 目覚まし時計の音を知らせる 呼び鈴の音を知らせる 緊急時対応:警報器音を知らせる FAXの着信音を知らせる 赤ちゃんの泣き声を知らせる キッチンタイマーの音を知らせる やかんの笛の音を知らせる

こうやって見てみると、普段いかに音に頼っているのかがわかりますね。

聴導犬がいたら、本当に助かりますね。

飼い犬でもいくつかのテストに合格すると、聴導犬候補になれるよ!

音が聞こえない事からくる不安を軽減してくれます。
耳の不自由な人の快適で安全な生活を支えるのが聴導犬の役目となります。

聴導犬として活動出来る期間は、2歳から10歳までの約8年間です 10歳を過ぎた聴導犬は引退し、引退犬ボランティアのもとで余生を送ります。

働く犬その⑦介助犬

手や足に障害のある人の日常生活動作の手助けをしてくれる犬です。 パートナードッグとも呼ばれます。

介助犬の主な仕事(主要8動作)

その他にも様々な動作で介助が可能です。

介助犬は病院、デパート、スーパーマーケット、ホテル、コンサートホール、 飲食店など不特定多数の人が利用する民間施設や公共の施設、 交通機関にも同伴することができます。

介助犬がいることによって、外出の不安が軽減され、安心してお出かけできるようになるのはとても素晴らしいことですね。

素晴らしい仕事!
介助犬を希望する人は、施設に宿泊しながら介助犬と合同訓練を行います。 車椅子でも生活がしやすい部屋で、2~3週間程度介助犬について学びます。 日々の犬のケアや排せつの訓練など、職員の指導のもと合同訓練できるので安心ですね。

 

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働く犬その⑧介在教育犬

介在教育犬とは心や体に傷を負ってしまった人、高齢者、学校に通う子供たちに対して、心身を癒やす働きや相手を思いやる気持ちを育んでくれる犬のことです。
現在はインターネットの普及や、コロナ禍において人と接触する機会が少なくなってしまいました。
このような現代社会で「相手を思いやる力を育む」教育はますます重要になります。

そんな中、少しずつ認知されてきているのが「動物介在教育」です。
言葉を話せない動物の気持ちを想像し行動することで、相手の気持ちを考える力を養っていくのです。

動物介在教育:Animal Assisted Education (AAE) 動物介在教育とは、対象者各個人または、グループ(クラス)での教育または学習の目的や目標が設定され、教育計画(または学習計画)に基づき、一定の基準を満たす動物とハンドラーと共に、特別なトレーニングを受けた専門家(動物介在教育エデュケーターなど)または教員によって、教育活動の範囲で実施され評価される。 引用:ASAET公式ホームページ 『動物介在教育とは』

  介在教育犬は高度な訓練を受けたあと、パートナーと共にテストがあります。
それに合格できた犬だけが、介在活動を許されます。

普通におうちで飼っている犬とともに、訓練を受けて介在活動に参加するという取り組みも始まっています。
訓練を受けた介在教育犬とパートナーが小学校などを訪れて、子供たちと交流する活動もこれから増えていきそうです。

私も介在教育犬になれるってこと?
 

パートナーと共に試験に合格すればなれるよ!

動物と接することで、相手を思いやる気持ちが生まれ、他者に対する優しさや観察力が生まれます。
そして、言葉を話せない犬の気持ちを考えることで、想像力を育みながら命の大切さを学ぶことができます。

まとめ



今回は「働く犬」8種類について、調べてみました。

普段あまり見かける機会がありませんが、常に私たちの生活に寄り添ってくれる貴重な存在です。
もしも介助犬を見かけたときは、優しく見守ってあげたいですね。
働く犬たちがこれからも活躍できる素敵な世の中であってほしいと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。